「患者 が求めているもの」
私 が臨床で求めているのは結果です。
結果は 患者が求めていることと、一致しなければ 的外だと思う。
なので、 まず初めに知らなければならないのは、何を求めているかを知ることである。
しかし、現状は悪い所を探して、そこを改善することに執着してしまっている。
例えば、 腰痛..
腰痛と一言で言っても、種類 は十人十色であり、程度も違う。
痛みを取り除くことだけに執着 する と、いつまでも根本的な解 決にはいたらない。
でもよくよく考えると、腰痛持ちで仕事をしている人は多い。
腰痛があるから問題なのではなく、腰痛のため日常生活が送れないことや心理的ストレスになるために 問題ということである。
つまり、痛み ではなく、目的の動作ができない ことが問題。
私達は痛みを取ることだけに執着しがちなので, まずは痛みではなく動作で決めていく必要があると感じる。
患者の訴えで、本当に求めているものを探すことが重要である。